口コミで人気が広がっている「カメラを止めるな!」を見てきました。
見終わって感じたのが、「もう一度見たい」
とてもよく脚本が練られている作品でした。
そこで今回は、ネタバレ無しで「カメラを止めるな!」の作品について紹介します。
- あらすじすら見ない
- 映画情報を検索しない
- 検索するのは、上映館を探すときだけ
最低限これだけ守って貰えれば、映画を楽しむことができます。
自分も何の情報も入れずに、見に行きました。
知っている情報といれば、ポスターの画像のみ。
事前知識も入れずに、映画を見に行くなんて初めての経験でしたが。
何も知らなかったおかげで、この映画を最大限にまで楽しむことができました。
- 三谷作品が好き
- ミステリー小説好き
- 映画が好き
映画を見終わって感じましたが、このような方には必ず楽しめる作品となっています。
Contents
映画製作費用が300万円!低予算映画
なんと制作費が300万円という低予算のなかで作られた作品なんですよ。
新人監督が無名の俳優たちと約300万円の製作費で撮った映画「カメラを止めるな!」が、興行収入1億7千万円という記録的なヒットになっている。
6月23日に東京都内の2館で公開され、新宿のミニシアター「K’s cinema」(84席)では5週間、77回上映。全ての回が満席になった。
:出典
上映開始の頃は、2館のみしか上映されていなかった映画なのですが。
その脚本の緻密さなどから評判がSNS上で拡散され、今では全国規模で上映される自体となっています。
とはいえ、どこの映画館でも上映しているわけではないので、見に行く方はこちらのリンクから探してみてください。
アイデアがすごい
最近の映画といえば、「制作費〇〇億円!!」などと謳っている映画が多く見受けられます。
しかし、こちらの映画の制作費は300万円です。
もちろん制作費をかければ、規模が大きく迫力のある映像は作れます。
ですが今回の作品のように、費用がかけられないながらも、アイデアで勝負して。
それが評価に繋がるのは、とても良い傾向だと思います。
もし映画監督を目指している、夢見ている人に希望を与えた作品といってもいいです。
他にも
僕が脚本上で書いていたトラブルと、それとは別に現場でリアルに起きたトラブルが交じっているんです(笑):出典
映画が終わる前に絶対に席を立たずに、エンドロールまで見てください。
その理由がわかります。
まあ普通の映画であれば、撮影中にトラブルがあれば取り直す場合が多いですが。
トラブルさえも作品に昇華させるのは、すごい度胸とアイデアの持ち主だと感じます。
この考え方について上田監督は
二度と撮れないカットを積み重ねていきたいんです。ドキュメンタリーが入った、二度は撮れないカットを狙うことは、映画づくりにおいて重要なことだと思いますね。:出典
とてもおもしろい考え方だと感じます。
たしかに、筋書き通りに進められた話でも面白いと思いますが。
予想できない変則的に起こったことまでも、作品にすることで”たった一つの作品”を作ることができます。
作り上げる過程も作品に仕上げてしまうとは凄いです・・・
映画を見る前に知ってほしいエピソード
ぜひ映画を見る前に、このエピソードを知っていほしいいです。
この映画ですが、上映開始時には都内の2館のみしか上映されていなかったですが。
上映前に、監督の母親が息子のために映画のビラを配り歩いてたといいます。
この映画の監督・脚本・編集を担当したのが上田氏。滋賀県出身だが、ツイッターによれば、両親が京都で「カメラを止めるな!」を見てきたという。母親は3度目の鑑賞でもあった。
見終わった父親からメールが届いたといい「お母さんは話題になるずっと前から田舎町でこの映画のビラを配っていた。東京の知り合いにお知らせください、と。お母さんを喜ばせてくれてありがとう」と記されていたという。:出典
このエピソードを見てから、ぜひ映画館に足を運んでいただきたいと思います。
脚本が秀逸すぎる
この作品、とても緻密に脚本が練られていて驚きました。
内容は言えないのですが、一度見終わったあとでも、「もう一度見たい」と思わせる、工夫がされています。
事実、何回も見に行く人が続出しているようです。
この経験は実際に見に行ってもらうとわかります。
ぜひ、その体験をして貰いたい。
回数をこなすことで発見がある
おそらく1回見た人と、2回見た人、3回見た人では感じ方や捉え方が違ってきます。
もし私が、2回目を見に行ったら、物語を知っているので最初から全力で楽しむことができます。
このように1度見たあとでも2回目も見直せる作品というのは数少なく、自分の中でも珍しい作品でした。
2回目も楽しめる作品
シュタインズ・ゲート
こちら2011年にアニメ化された、もともとゲームの作品なのですが。
こちらも2回目が楽しめる数少ない作品です。
全24話を見終わったあとに、見る1話はとてつもない感情になります。
アフタースクール
「アフタースクール」も脚本が秀逸な作品です。
この作品も、ぜひネタバレなしで見てもらいたい作品
どちらの作品もアマゾン・プライム会員なら無料で見ることができます。
未加入の人なら、お金を払わなくても無料期間があるので活用してみてください。
さいごに
いい作品にめぐりあえて良かったです。
今年見た中で一番の作品になりました。
制作費が少なくても、内容が面白ければ評価されるというのは。
夢や希望を与えてもらえた気がします。
ぜひ映画を見に行くときは、事前情報無しで見に行ってくださいね。