この度、キングコング西野亮廣さんの書籍「革命のファンファーレ」を読みました。
この本のサブタイトルが「現代のお金と広告」ということで、西野さんが国内最高額を叩き出したクラウドファウンディングについての説明。
これから訪れる個人が主役になる時代の生き方について解説してくれる、ビジネス書となっています。
- これから訪れる個人が主役の時代について
- クラウドファウンディングの使い方
- 信用評価経済の解説
今年読んだ本の中でも、一番と言っていいほど夢中になって読みました。
今回はその中から、興味深いと感じたことについてご紹介します。
Contents
「お金=ストレスの対価」ではない、好きなことをして稼ぐ時代だ
たとえば、あなたの親は、あなたにこんなことを言うだろう。 「好きなことをして生きていけるほど、世の中は甘くない」と。 親世代の常識は「お金=ストレスの対価」だ
このような言葉を聞いたことがあるはずです。
しかし、それは昔の考えです。
今は「好きなことをして稼ぐ時代」になったと日々インターネットを通じて感じています。
わかりやすい例だと、YouTubeで稼いでいるユーチューバーと呼ばれる人たちです。
みんな楽しそうに動画を配信していますよね、内容も自分の好きな内容をアップしていてますよね。
インターネットの普及により、「好きな事」=「稼げる」ようになりました。
逆に面倒くさいことやストレスを感じる仕事はなくなって行きます。
面倒くさく、ストレスになる嫌な仕事は今後なくなっていく
自動改札機が生まれ、改札口から駅員が姿を消したような変化が、今アチコチで起こっている。 「好きなことをして生きていけるほど、世の中は甘くない」と言われても、好きでもない仕事は消え、好きなことしか残らなくなってきている。
最近では、車の自動運転についての話題が多くなりましたよね。
テレビでも話題になることが多いので知っている人は多いのではないでしょうか。
私自身も、車を運転していて常に「時間の無駄」だと感じています。
今後、車は人が運転するのではなく、AIやロボットによる自動運転する時代が訪れます。
自動運転が普及してきたら、どうなるか?
人間様が運転してるだけで「人が運転するなんて危ない」という目で見られるようになりますよ。
この先、人間よりも自動運転の方が安全と思われるようになる。
なので、今ハンドル握ってお金を稼いでいる人は注意。
対策しておいたほうが、良いよ。— カズキナ@日々発見ブロガー (@kazukina217) September 28, 2018
別に今、ハンドルを握っていて働いている人たちを批判するわけではないですが。
確実に自動運転の時代がやってきます。
それなのに、ストレスを抱えながら、ドライバーで働いている人たちは今後危ないと思うのです。
色々な経験をして、やりたいことを掛け持つのが重要
上の世代は、職業をたくさん掛け持つと「結局、何がやりたいんだ! 一つに決めろ!」と咎めてくるけれど、どっこい、 やりたいことを掛け持つことや、やりたいことに迷うことは、これからの時代を生き抜く術
西野亮廣さんは、絵本を書いたり、このようにビジネス本をだされたり、他にも美術館を開催したり、日々いろんなことに挑戦しています。
確かに、「何がやりたいか、わからない!はっきりしろ」と思われるかもしれません。
親世代の価値観や考え方だと、「最初に就職した職場で定年まで勤め上げる」そんな時代だったと思います。
なので、このような中途半端とも受け取れる行動には反発の声が上がってくるものわかるような気がします。
ですが時代は変わって行くものです。
その波に乗れない人は、時代に取り残されていきます。
安定を求めリスクを取らないは、リスクになる
一つの事へ執着して、色々なことに挑戦しないは、安定を意味していて安全のように感じますが。
安全を求めてリスクを取らないのは、逆にリスクなのではないかと考えています。
- 安定を求めると行動できない
- リスクを犯した分得られるモノも多い
- 失敗は経験になる
たくさんの事へ挑戦することは、リスクになりますが、行動しなければリターンは得られないものです。
安定を求めて、何も行動していない間は、得られるものも少ないです。
やりたいことを掛け持つことで、色々な経験ができます。
その経験は、今まで学んだことを掛け合わすことで更に新しい価値を生み出します。
これからは、「信用」を稼ぐことが生き残るための戦術
お金を稼ぐな。信用を稼げ。「信用持ち」は現代の錬金術だ。
昔は、お金を稼げればよかったです。
ですが、現代になり「信用」を稼ぐことがお金を稼ぐためにも有効です。
「信用」が重要な理由について、ベッキーとゲスの極み乙女。の不倫騒動の例がわかりやすかったのでお伝えします。
ゲスの極み乙女。は不倫後も活動をしています。
逆にベッキーはテレビに出れなくなり、活動ができなくなりましたね。
両者の違いは何だったのでしょうか?
「好感度」と「信用」の違い
ここでは、ベッキーとゲスの極み乙女。に起こった両者の違いを解説します。
ゲスの極み乙女。といえば有名なアーティストですよね。
下積み時代から、ライブを続け、CDを売りコツコツとファンを獲得していきました。
それらのファンは、不倫ごときでは揺れ動きませんし、むしろ不倫が報道されて増えたファンも居るはずです。
逆にベッキーには熱狂的なファンが少なかったんだと思います。
世間から認知させていて、好感度が高いのはよく言われていましたよね。
ただ、好感度が高いせいで、一度の失敗がすべてを消し去ってしまいました。
このように「信用」を稼いでしまえば、一度の失敗や炎上でも平気です。
これからの時代は、いかに信用を勝ち取るのかが、生き抜くためのカギとなりそうです。
好きなことを色々経験して「信用」稼ぐ必要がある。
これからの、時代を生き抜くためのヒントを得られました。
- 色々な肩書を持て!
- 好きなことに挑戦しろ!
- 信用を勝ち取れ!
人生100年時代とも言われていますが。
定年すぎたら、お金を稼ぐことも難しくなってきます、なので今のうちから「信用」を貯めて、それを「お金」にかえられるように準備しておくのが重要なんだと感じます。
その為には、好きなことにたくさん挑戦して、いろいろな肩書を持って、新しいことへ挑戦するのがコツだと学びました。